院長あいさつ
大切にしたいのは“きちんと治す”良質な治療
こんにちは、ひさの矯正歯科 院長 久野昌隆です。
矯正治療を受けたいと思ったとき、どんなポイントを重視して病院を選びますか?「短期間で終わる」「痛くない」「目立たない」など、矯正治療の案内にこんなフレーズを多く見かけます。
私たちも患者さんの様々なリクエストに最大限お応えできるように準備しています。そのうえで「何のための矯正治療か?」と思い返してみると、表面的な治療方法やアプローチよりも、「きちんと治す」という基本的なことがとても大切に思えます。私は30年以上、情熱を持って矯正歯科臨床・教育・研究を積み重ねてきました。
矯正治療とひと口にいっても、年齢や症状によって治療の道筋は多岐に渡ります。矯正を専門とする歯科医師として、私の信念になる心柱は2つあります。
まず、「患者さんの症状だけではなく、一人の人間としてのご希望や悩みをよく理解した上でお口の中を拝見する」。それを踏まえて「一人ひとりの患者さんにオーダーメイドで良質な治療をご提供する」。
居心地の良い空間にこだわった「ひさの矯正歯科」で、治療を通じて患者さんと充実した時間を過ごせることを願っています。
大学で20年臨床・指導実績
院長の久野昌隆は、20年以上にわたり東京医科歯科大学に勤め、また10年以上開業医として研鑽してきた実力派のドクターです。多くの治療実績があり、矯正治療に特化し、より専門的な治療を提供しています。
臨床・研究共に研鑽を積んできた
大学勤務時代から後輩たちの育成に熱心に取り組み、開業医として活躍するかつての教え子たちから数々の相談を受けています。
本気で教え子に向き合った教員時代と、そこから得たもの
長崎大学歯学部を卒業後、東京医科歯科大学の歯科矯正学教室に入り、そのまま教員として20年大学に在籍していました。
本気で向き合った教え子たちは、何にも代え難い財産
指導医として若き歯科医師たちの卒後教育を担当しましたが、中には問題児といわれる教え子もいました。しかし、そういう人間の方が人一倍歯科に対する情熱があって本気でぶつかってくるので、教え甲斐がありました。
年齢問わず幅広い世代と深く関われる大学時代の経験は、人に教えるだけでなく、矯正歯科はもとより医療の意義や在り方を様々な視点から学び考える機会をくれました。
常に治療法を変えていく。それが私のスタンダード。
私にとって、矯正歯科は「終わりのない追求」を意味します。矯正治療の世界では昨日の例外が今日の常識というほど、どんどん新しい技術が生み出されます。私は技術・手法を含めて新しく見出した情報は積極的に発信して、患者さんに利益があることは伝え、変えていくべきという姿勢を取っています。
新しいものを追求すれば、もちろん壁にぶち当たることがありますし、築いてきた自信が簡単に吹き飛ばされることもあります。しかし、その度に学生時代の見学で矯正歯科の素晴らしさに感激した初心に戻って積み直しを始めます。まさに毎日が試行錯誤の連続です。
経歴
主な所属団体・学会
口腔病学会(評議員)日本矯正歯科学会(認定医・指導医・臨床指導医)・東京矯正歯科学会・日本顎変形症学会・日本口蓋裂学会・日本臨床矯正歯科医会・日本歯科医師会・東京都歯科医師会・世田谷区歯科医師会(平成21年~歯科公衆衛生常任委員会委員)
(平成24年~介護保険委員会委員)
(平成28年~介護保険委員会委員長)
(令和2年~文化厚生委員会委員長)
資格
- 昭和63年
- 第81回歯科医師国家試験合格
- 平成5年
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 平成10年
- 博士(歯学)の学位授与(東京医科歯科大学)
- 指導:相馬邦道教授
- 主論文
- Energy-based Re-evaluation of Angle’s Class I Molar Relationship Journal of Oral
- Rehabilitation 26:830-835 1999.(共著)
- 副論文
- Energy-based Evaluation of Occlusion
- Journal of Oral Rehabilitation 26:25-32 1999.(共著)
- 咬合終末期における顎運動経路の形成に対する力学的考察
- 日本顎口腔機能学会雑誌 3:115-119 1997.(共著)
- 平成13年
- 日本矯正歯科学会 指導医
- 令和3年
- 日本矯正歯科学会 臨床指導医
受賞
- 平成12年
- 第59回日本矯正歯科学会学術大会 優秀発表賞(共同)
- 平成14年
- 第78回ヨーロッパ矯正歯科学会 最優秀ポスター賞(共同)
- 平成15年
- 第62回東京矯正歯科学会学術大会 優秀発表賞(共同)
学歴・職歴
- 昭和63年
- 長崎大学歯学部卒業 東京医科歯科大学歯学部歯科矯正学第1講座
- 専攻生過程入学(三浦不二夫教授)
- 平成4年
- 医員採用
- 平成8年
- 文部教官助手採用
- 平成10年
- 卒後教育担当(矯正歯科~平成13年3月)
- 平成12年
- 医局長(~平成14年3月)
- 平成12年
- 東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校非常勤講師併任
- 平成13年
- 東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校非常勤講師併任
- 平成14年
- 講師昇任
- 平成14年
- 卒後教育担当(矯正歯科~平成16年3月)
- 平成15年
- 矯正歯科外来外来医長(~平成19年3月)
- 平成17年
- 矯正歯科外来副科長(~平成19年3月)
- 平成18年
- 助教授昇任
- 平成19年
- 准教授
- 平成20年
- 東京医科歯科大学退職
- 平成20年
- 11月 ひさの矯正歯科開設