装置の種類-ひさの矯正歯科|世田谷区南烏山の矯正歯科

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【診療時間】月火水金土 10:00-12:30/14:30-19:30
【休診日】木曜・日曜・祝日

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装置の種類

大人の矯正装置の例

前歯に透明なブラケット

主に永久歯列に使用します(部分的に使用する場合もあります)。 歯の摩擦を考えた歯の移動が速いセルフライゲーションブラケットを、前歯に透明なプラスティックブラケットを使用します。治療の進行に伴いブラケットを付け替える際の痛みが緩和されるため、患者さんにとって楽な装置です。

床矯正装置(プレート)

着脱式で食事するとき以外に装着します。写真は、矯正治療後の歯の位置を安定させる期間に使用する保定装置です。
ネジやスプリングを付加して簡単な歯の移動が行えますが、本格的な矯正治療は行えません。

「床矯正装置」は矯正治療の一手段です。この装置だけで矯正治療を行う方も多いですが、残念ながら「床矯正装置」は大雑把な歯の移動しかできません。この装置だけで治療する「床矯正」を、矯正を専門とする歯科医師は行いません。あくまで補助的、限局的治療用とお考えください。

子どもの矯正装置の一例

機能的顎矯正装置

主に成長期の患者さん自身の咀嚼筋(顎を動かすために活動させる筋肉)の力で歯を動かし、顎の成長をコントロールして骨格性の問題を解消する装置です。成人の患者さんの治療でも一部噛み合わせの深さのコントロールなどに使用する場合があります。(取り外し式で主に就寝時に使用)

バイオネーター

主に成長期の患者さん自身の咀嚼筋(顎を動かすために活動させる筋肉)の力で歯を動かし、歯列を拡げたり顎の成長をコントロールして骨格性の問題を解消する装置です。歯列を拡大する効果もあります。(取り外し式で主に就寝時に使用)

緩徐拡大装置

歯の舌側の針金を徐々に調節してゆっくり歯列を拡大する固定式の装置です。(装着期間は6ヶ月~1年程度)成長期の患者さんだけでなく、成人の患者さんにも使用できます。

急速拡大装置

2週間~1ヶ月間、毎日ネジを回して左右の奥歯を支えに上顎骨を拡大する固定式の装置です。(装着期間は3ヶ月程度)床矯正装置では難しい骨からの拡大ができます。成長期の患者さんに使用します。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  1. 治療開始当初は矯正装置による不快感、痛み等があるものの、数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間より延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正歯科治療には患者さんの努力・協力が必要不可欠です。それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装置の装着により歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきが痩せて下がることがあります。
  6. ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。
  8. 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯を削ることで歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. 装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. 装置を外した後、治療により変化した噛み合わせに合わせてかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  16. 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずの萌出などの影響で凸凹が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる場合があります。
  18. 前歯を後退させた治療後に、ほうれい線が深くなったり、口唇周囲の皺が目立つようになる可能性があります。
  19. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。